誰でもわかる!犬や猫の予防接種が必要なわけ
予防接種で聞く病名は聞きなれないものばかりで、面倒くさいと思っていませんか?
予防接種する病気は、『ウィルス』が原因する致死率の高い病気か、人畜共通感染症で重症か死亡する病気です。
中には空気感染するウィルスもあり、室内で飼っていたとしても人に付着して室内に入れてしまい病気になるケースがあります。
ウィルスは抗生物質が効きません。
予防接種をして体に抗体を作り、寄せ付けない努力をするしかないんです。
ウィルスによっては、塵や埃に混じって1年以上生きたり、100℃の熱湯をかけても死なないものもいます。
もともと、生き物といえるかどうかも怪しいのがウィルス。
生き物の細胞に入り込まないと存在できない物質です。
一度かかってしまうと、ペットの生命力に頼るしかなく、あっという間に亡くなるケースも少なくありません。
発熱・下痢・嘔吐・黄疸などの症状が現れ、苦しんで亡くなります。
ペットシッターやペットホテルは、ペットにそんな思いはさせたくありません。
かかって間がない場合、症状が現れていないと病気かどうか分かりません。
知らないでお世話した場合、ペットホテルの他のペットにうつしてしまったり、ペットシッターの手などに付いた100℃でも死なないウィルスを、次のお世話したペットにうつすかもしれません。
そんなことは、絶対に避けなければなりません!
だからこそ、打ち合わせのときに予防接種と今までの病歴をお聞きします。
予防接種ができない場合は、その理由を必ず教えてください。
(動物病院で、予防接種を断られたなど)
大切なペットのために、他のご家庭の大切なペットのために、予防接種をしていただきますようご協力お願い申し上げます。